ハイドロのメンテナスにおすすめのパーツクリーナー

Hydraulics

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ハイドロのメンテナンスには、必須のパーツクリーナーですが何を使われていますか?

最寄りのホームセンターで安いパーツクリーナーを大量購入しているのであれば、この記事を参考にしてください。

結論から言うと、良い物を適切に使わないと結局コスパが悪いだけです。

ハイドロのメンテナンスで、特に気を付けたいところは、スクエアやダンプ、ポンプヘッド、シリンダーの洗浄となります。

用途による使い分けを含めて紹介します。

【結論】おすすめのパーツクリーナー

【結論】おすすめのパーツクリーナー

良いものを使いたいと思うなら、ワコーズ BC-9をおすすめします。

洗浄力の高さと金属以外の部品にも使用できること、さらに速乾性も兼ね備えているため作業性も良し。

1本使って見れば違いがすぐに分かりますよ!

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パーツクリーナーの種類と使い分け

パーツクリーナーの使い分け

最初に、良い物を適切に使わないと結局コスパが悪いだけと説明しました。

その理由は、ワコーズ BC-9のみを使用するのはもったいないからです。

洗浄するだけのものと、しっかり汚れを落としたいところ、金属のみか、ゴムやシリコン部品が使われていないか、オイル漏れのリスクをしっかり回避できるように覚えておきましょう。

パーツクリーナーの速乾性と遅乾性を知る

速乾性と遅乾性は文字通り、速く乾くものと、遅く乾くの違いです。ハイドロのメンテナンスでは、基本的には速乾性のものが良いです。

遅乾性のパーツクリーナを使う場合は、ブレーキ周りや頑固な汚れを落とすときに使いましょう。

他にも、速乾性と遅乾性の中間で中乾性もありますよ。

金属用とシリコン、Oリングにも使えるもの

パーツクリーナーでは、金属のみにしか使えないものがあります。

パーツクリーナーのラベルには「金属用」や、「プラスチックセーフ」など用途により使い分けが必要であるこが明記されていますので確認してから使うようにしましょう。

金属用のパーツクリーナーでハイドロのブロックやシリンダーにOリングを付けたまま洗浄してしまうと、劣化の原因となり、オイル漏れを起こす原因になりかねません。

パーツクリーナーを安さで選ばない、成分や用途で使い分ける

少しでも出費を抑えたい気持ちはわかりますが、パーツクリーナーは安ければ良いわけではありません。内容量は多くとも、含まれている洗浄成分が少なければ満足な洗浄ができないこともあります。

安いパーツクリーナーがダメということでありませんが、簡単な整備で数本使い切るような状態であれば、見直しも大切ですよ。

【コスパ重視】パーツクリーナーの使い分け!

パーツクリーナーの使い分け

パーツクリーナーは、ハイドロのメンテナンスにおいて相当量が必要となってきます。
そこで紹介する方法は、噴射力噴射範囲逆さ噴射などパーツクリーナーの特徴を上手に使いこなすことが、コスパアップに繋がります。

【おすすめ】パーツクリーナーの使い分け!

全体的な汚れを落としたり、シリンダー外部、トランク内、タンクなどは、大容量タイプを使います。
理由は洗浄能力を重視するよりも、より広範囲を使いやすいもので綺麗にしたいからです。

ホームセンターで安く手に入るものでも十分かと思いますが、洗浄成分も多く、コストを抑えることができ、使い勝手が良いものとなれば、ヒロバ ゼロをお勧めします。プラスチックやゴムに対応していますよ。

デザインも一新されてかっこよくなりました!

スクエアやダンプ、シリンダー、ポンプヘッドなどのシール部品が使われているものについてはやはりワコーズ BC-9がおすすめです。なんといってもその信頼性は群を抜いています!

重要な箇所には、ワコーズ BC-9を使い、全体的にはヒロバ ゼロを使います!この使い方をすることで、きちんと洗浄しつつコストも抑えることができますよ。

パーツクリーナーを無駄にしないために・・・

パーツクリーナーを無駄にしないために

最後にパーツクリーナーの使い方を紹介します。
パーツクリーナーの使い分けかたがわかったとしても、ハイドロのメンテナンスではたくさん必要とされるパーツクリーナーです。そのパーツクリーナーを無駄にしないためには『使い方』がもっとも重要です。

パーツクリーナーの使い方を次の4stepにまとめています。

step1 拭き取れる汚れは最初に落とす

油汚れを全てパーツクリーナーで落とすのはNGです。
拭き取れる汚れは最初に拭き取ります。

家庭にあるボロ布や、使わなくなったTシャツなども使えます。

マイクロファイバーウエスを買っておくと便利です!

step2 頑固な汚れ(金属部)は遅乾性のパーツクリーナーで局部的に洗浄する

固着した汚れや頑固な汚れが残っている金属部については、局部的な洗浄をしましょう。

遅乾性のパーツクリーナーは、洗浄能力も高くしっかり汚れを落としてくれます。

速乾性のパーツクリーナーでは、落ちるまで吹き付け続ける必要があり、無駄遣いとなってしまいます。

遅乾性パーツクリーナーを1本持っておくととても便利です。

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油は寒いと固まる性質があり、温めると柔らかくなる性質があるため、温かい場所で行うか、部品を温めてから洗浄するとより早く汚れを落とすことができますよ!

step3 パーツクリーナーで洗浄する

パーツクリーナーの使い方については、紹介したように使い分けながら洗浄していきましょう。速乾性のパーツクリーナーを吹きかけた状態で放置していると乾き後が残ることがありますが、step4のウエスで拭き上げるときれいに仕上がります。

step4 ウエスで拭き上げる

やはり目に見えるパーツは最も綺麗に仕上げたいですよね。ハイドロのパーツでポンプ本体やダンプ、スクエアなどは、ショップタオルで仕上げると綺麗に拭き上げることができますよ。

指紋の跡も付けたくないという方は、仕上げ作業のときは、ショップタオルで部品を掴んだ状態で洗浄します。そのまま置いても部品を保護してくれるほど厚手なので安心して使えます。

洗浄したパーツを使う際も、保護しているショップタオルをそのまま使えば直接パーツに触れることはありません。

step1で紹介したマイクロファイバーウエスでも構いませんが、基本的に使い分けたほうが良いと思います。なぜなら、うっかり油汚れがついてしまったタオルで拭いてしまい洗浄したものを汚してしまう可能性があるからです。

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ショップタオルを愛用したい方は、まとめ買いがおすすめですよ!

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シリンダーやダンプ、スクエア、ポンプヘッドなどで使われているシール材や細かい部品については洗浄後、ごみ等がつかないように気を付ける必要があります。そんなとにき活躍してくれるのはキムタオルです。

4つ折りタイプのものは、中に部品を挟んで保管すればごみやほこりがつくこともありません。

ハイドロパーツの稼働部品を分解洗浄する時にキムタオルは必需品となります。

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おすすめのパーツクリーナーと使い方について紹介しました。

メッキパーツの磨き方や保護、綺麗に保つ方法なども紹介していければと思います。

パーツクリーナーは塗装パーツに吹きかけると劣化や剥離の原因になるためできるだけ直接当たらないように気を付けてくださいね!

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