赤錆を黒錆に転換して進行を止める

Flame

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ローライダーと言えばアメ車!アメ車と言えば古い、古いと言えば塗装が剥がれや錆!腐食もある。そんな車を維持するために黒錆転換剤の出番がやってきました。

古い車を保有されている人は、よくある経験のひとつですね。

全てのローライダーがレストアされた極上車に乗っているわけではなく、見た目は綺麗にしているが、足回りは既に錆だらけという人もいるのではないでしょうか?

この悩まされる錆については、いかに早く手を打つかによってその後の持ちが変わってきます。今はまだ少しの錆だからと放置していると見えないところまで進行し、手が付けられなくなることも。。。

愛車をできるだけ長く綺麗な状態で維持するための手段として、自分で出来ることは自分で対策する!これは古い車を扱うなら常識です!

今回は、錆対策についてまとめてみました。

そもそも錆とは?

一般的に錆とは、金属の表面に酸素や水分が触れることで酸化、還元などの反応を起こし腐食したものとされています。

赤錆とは?

鉄の表面で見られる赤茶色の錆のことを指し、日常で目にする錆のこと。水分や酸素が中に入りやすく、錆が進行し続けることでボロボロになるものをイメージしてください。

鉄にとっての赤錆は天敵となります。

黒錆とは?

鉄の表面に酸化被膜を形成したもので、一般的には鉄鍋をイメージをしてもらうとわかりやすいかもしれません。熱を使った酸化被膜の形成では、高温にすることで酸化被膜を形成したものとなります。

鉄にとっての黒錆は防錆対策が施されたものとなります。

黒錆なら放置しても大丈夫?

黒錆なら錆の進行しなくて良いと判断されると思いますが、黒錆は自然に発生することはありません。よって私たちが目にする”錆”と認識しているものは、ほとんどが赤錆です。

酸化被膜を形成した黒錆には、熱をつかった処理がありますが、これを車のフレームや錆箇所に施すことは現実的に困難です。。。

そこで登場するのが、似たように防錆被膜を形成する黒錆転換剤となります。

黒錆転換剤は塗布することで、防錆被膜を形成するもの

黒錆転換剤を使用し、防錆被膜を形成することで、水分や酸素が内部に侵入することを防ぎ、錆の進行を抑えることができるということですね!

それではもう少し黒錆転換剤について詳しく説明していきます。

黒錆転換剤の用途と注意点

錆の進行を抑えることができます

最大のメリットは錆の進行を抑えることで、車を維持することができるようになることです。錆を放置してボロボロになってからでは高額な治療費が必要となります。

見た目が黒くなります

使用する転換剤の種類や防錆の処置によっては濃い赤紫色になることもあります。上塗りが可能な黒錆転換剤を使用すれば、塗装することで外観を保つこともできます。赤錆を放置するよりも見た目は良いと言えるでしょう。

耐熱性を確認しましょう

耐熱性が必要となる箇所については、耐熱用の黒錆転換剤や、専用の耐熱防錆処理が必要となりますので注意ください。仮に耐熱部に非対応の黒錆転換剤を使用しても良い効果は期待できません。

錆びた状態を回復させるものではない

あくまで錆を転換し防錆被膜を形成するものであり、下地処理(素地調整)を施工し、見た目を綺麗にしてから塗布を心掛けてください。赤錆がひどい状態では綺麗に塗布しきれず、まばらな施工ではその能力を発揮できないことがあります。

その他の注意点については、それぞれの黒錆転換剤の使用方法、注意事項を確認し施工するようにしましょう。

おすすめの黒錆転換剤を紹介

黒錆転換剤を検索してみると、多種多様な転換剤があります。どれを使えば良いのか悩むところですが、今回は次の3点を紹介したいと思います。

他の商品が気になる場合は検索してみてくださいね。

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ENDOX錆転換剤刷毛塗用500ml

レビューの高さと作業性の良さからおすすめする一本となります。

車やバイク、フェンスなど幅広い鉄鋼材に使用できることで、乾燥時間が早いのも魅力です。耐熱温度も80℃~90℃と申し分無く、車のフレームなど広範囲に使用する場合にも適しています。

下地が完全に乾いていない状況でも使用可能で、施工方法としては2度塗りを推奨しています。更に、プラサフ後に塗装の上塗りも可能となります。

黒錆転換剤の使用後にアンダーコートも可能なため、フレーム周りであればこの1本といったところでしょう。

水性で伸びも良くハケ塗で広範囲の施工に適しています。思った以上にサラサラの液となりますので、車の下から施工する場合は、保護具や作業着は必須となります。

ハケ塗が難しい場所にはスプレータイプもあります。

ENDOX エンドックス 80038 錆転換剤RSスプレー さび転換 錆転換 400ml

こちらは、手が届かないところに噴射できるため、角度がきつくハケが入らないところや、フレーム内部に吹き付けることができるのでとても便利になります。

手の届く範囲は刷毛塗りし、届かないところにはスプレーを使うと作業性が良いでしょう。

それでもいきなり使うのは不安という場合は、少量のもので見えないところに試してみると良いでしょう。納得できればENDOX錆転換剤刷毛塗用500mlへチャレンジという流れで良いと思います。

コモライフ 赤錆転換剤 サビトメール 錆転換剤

価格もリーズナブルなため、どんなものか試してみたいという場合に丁度いいアイテムです。100gくらいだと少なすぎると思うかもしれないですが、この一本でも意外と長持ちしますよ。

こちらも水性の錆転換剤となり、施工のし易さから選抜してみました。

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下地処理(素地調整)の大切さと施工方法について

最初にお伝えすることは、下地処理(素地調整)が一番大切ということです。

せっかく黒錆転換剤を使用して、錆の進行を止めようとするのであれば、正しい施工で長持ちするようにしたいですね。適切な錆除去方法と施工を行いましょう。

作業には安全第一として適切な保護具を着用し、黒錆転換剤は化学反応にて錆を転換させるので換気の良い場所で作業してください。

準備するもの

  • 保護具(作業服、手袋、ゴーグル)
  • 錆除去の工具(サンドペーパー、ワイヤーブラシ、グラインダー等)
  • 黒錆転換剤の塗布(容器、ハケ)

錆の除去方法

錆の除去方法についてはいくつかありますが、手作業で実施する場合について紹介します。

  1. サンドペーパー: ペーパーで表面の錆を削り取ります。
  2. ワイヤーブラシ: 錆びた部分をワイヤーブラシで除去します。
  3. グラインダー:錆びた部分をグラインダーで除去します。

注意点として、黒錆転換剤を使用する箇所に錆の浮きがでている箇所は塗布しても浸透しきれず、浸透していない箇所から錆が進行するということです。

赤錆はできるだけ除去してから塗布することがポイントとなります。

塗布した箇所の形状が変化する訳ではないので、できるだけきれいな状態で塗布したほうが仕上がりも綺麗になりますよ。

黒錆転換剤の塗布方法

どの黒錆転換剤もそうですが、良く振ってから使うようにします。適量を容器に移してから使うと蓋をあけっぱなしにしたり、倒してこぼすような事故を未然に防げます。プラスチックのコップのようなもので代用できますよ。

塗布については、適量を薄く全体に伸ばすように施工していきます。厚塗りすれば良いというものではないことをお忘れなく!ENDOX錆転換剤刷毛塗用500mlについては2回塗りが推奨されており、より浸透し防錆効果を発揮してくれます。

1回目の塗布後、しっかり乾燥させてから2回目を塗布してください。乾燥時間について、環境によりますが最低30分程空けることが好ましいです。

注意点としては、べたべたに塗らない事と、しっかり乾燥させることです。

液だれが心配な場合、養生してから施工してください。スプレータイプもどの程度吹き付けられるかテストを行ってから施工しましょう。

大切な愛車を長く乗るために

今回は、黒錆転換剤の紹介と施工方法について紹介しました。錆や腐食が気になる場合、このくらい大丈夫と放置せずに早めに処置することを心がけていきましょう。

大切な愛車を長く乗るためには、小さなところでも自分でできる予防処置が大切であることを知って頂ければと思います。

今回ご紹介したのは以下3点です。適切な処置で錆の進行を防ぎ車を長く綺麗に保ちましょう!

もし錆の進行が進み愛車へのダメージが大きい場合は、専門業者へ相談することも検討してみてください。プロの意見を参考にすることも愛車を大切にするための選択肢のひとつとなりますよ。

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