ソレノイドって何?

Hydraulics

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ハイドロ車に乗っている方は既にご存知ですよね!
これからハイドロ車を検討される方は、必ず知っておかなければいけない部品になります。

バッテリーの数やハイドロの組み方によって必要な数が変わりますので用途を抑えておきましょう。

ハイドロのソレノイドとは

実際に使っていたソレノイド

ソレノイドには、写真の太いケーブルでつながれているところに、バッテリー側から大容量の電流が流れてきます。写真上部の細線に電気を流すことで、大容量の電流を流したり止めたりする装置となります。

バッテリーとハイドロ用モータの間に取付けられている部品となり、日本語で表現するなら電磁弁というところでしょう。

ソレノイドはどんな役割なのか?

写真のものが、ソレノイドとなります。
ハイドロのポンプを動かすためには、バッテリーから電気を流しモータを動かす必要があります。

ハイドロのスイッチから、ソレノイドの上部のコネクタ部に電気が流れる(スイッチON)際に、中に入っている銅板が動き、左右のボルト間が通電されバッテリーからモータへ電気を届けます。

何故ソレノイドが必要か?というところですが、ポンプにバッテリーを6個直結した際の電圧は72Vとなり大容量となります。
この大容量の電圧を、ソレノイドを使用することで手元のスイッチ24Vで操作できるようにする為に使われます。

ハイドロの配線についてはこちらをご覧ください。

高電圧では壊れやすいソレノイド

壊れやすいを表現
壊れやすいソレノイド

高電圧がかかるソレノイドは壊れやすいことで有名です。

主な原因として、スイッチを長押しした場合に銅板が解けて溶着し離れなくなる現象を指します。この現象をソレノイドがロックしたと言います。

他にもバッテリーが弱っていたり、アース不良があったりすると、きれいな電気が流れなくなり、ロックするリスクが高くなります。

不調のソレノイドを使い続けると、同系統に接続されている他のソレノイドやモータまで故障する原因となりますので注意が必要です。

最悪の場合は、高電圧が流れっぱなしになり、ハイドロ本体まで故障ホースが破裂フィッティングが壊れオイルの大放出など大惨事になりかねません。

日頃の点検も大切ですが、もしスイッチを打った際ソレノイドがロックしてしまいモータが回り続けた場合は、すぐにアースクリップを外して絶縁しましょう。

車高調仕様(24V以下)ではなく、ホッパー車や、ホッピング仕様(24V以上の高電圧)にしたいと思う方は、予備のソレノイドは必須アイテムになりそうですね。

ソレノイドがロックした時の最終手段・・・(自己責任で)

上に説明した通り、ソレノイドはロックした状態になるとその役目を果たせません。
タイトルの通りの最終手段を教えます。

簡単です。

一回外して、平らな面をハンマーで叩きます。
すると、ロックした銅板が外れて生き返ることがにあります。

※あくまで最終手段として、自己責任でお願いします!

中古のソレノイドは当たり外れがあり品質の保証がないため新品を買いましょう!

ソレノイドも何種類かありますが、あなた何を使っていますか?

ハイドロの配線についてはこちらをご覧ください。

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