ローライダーのハイドロって何?

Hydraulics

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ローライダーといえばハイドロってイメージがあると思います。
車高を上げたり下げたりするやつのことですね。
ところでその仕組みってどうなっているか知っていますか?
そしてハイドロ車では何ができるのか!?

ローライダーのハイドロとは?

ハイドロとは、ハイドロリクス-サスペンション(Hydraulics-Suspension)の俗称となります。

お詫びと訂正(記載:2023/10/12)

以下、記載内容、画像において正しくは「ハイドロリクス」であるところ、「ハイドロリスク」と記載していました。次の通り訂正させて頂きます。また、誤った情報を発信してしまった件についてお詫び申し上げます。次の通り訂正をさせて頂きました。

Hydraulics 直訳:油圧
Suspension 車業界の意味:緩衝装置としての機能、車輪を路面に対して押さえつける機能、そして乗り心地や操縦安定性などを向上させる機構。

簡単に説明すると・・・
油圧の仕組みを使った車を支える仕組み。

雑な説明となりましたが、俗に言うサス(サスペンション)の仕組みに対して、油圧の仕組みを組込んでおり、圧を送る事で、サス(実際にはシリンダー)を伸ばしたり、圧を抜く事で、サス(実際にはシリンダー)を縮めたりして車高を上げたり、下げたりする仕組みとなります。

ハイドロってどんな仕組み?

工場勤務の皆さんはフォークリストを見たことはありませんか?

ハイドロがどんな仕組みなのかを説明するにはフォークリフトが最適です。何故なら、操縦席のレバーでアームを上げたり下げたり、伸ばしたり縮んだりする仕組みがそのまま車に搭載されているようなものだからです。

フォークリフトの油圧シリンダーの先や間にコイル(ばね)を入れた状態で車を支えているものがハイドロの仕組みとなります。

ハイドロの当初の目的は、車を大きく豪華に見せるため

諸説ありますが、元々は車高を下げて、小さいホイールを履かせることで車自体を大きく見せることが目的とされています。また、ペイントを施すことで豪華に見せることが目的とされているようです。

ローライダー(lowrider)のlowの意味(低い)からも読み取ることができます。

言葉遊びを考えてみると、low(低所得)であってもhight(高所得)なやつらに負けないrider(乗り手)なんて捉え方もできます。もっと皮肉な表現に返すと「お前たちには負けない!」のような感じでしょうか。
※再度補足しますが、諸説ありです。

上の写真の状態では、そのまま走行することは難しいのは見て取れますね。そこでハイドロ(油圧)をつかって車高を上げて走行するという訳です。

どこから生まれた文化なの?

歴史

発祥は明確ではないが、1950年代のアメリカ西海岸・イーストロサンゼルスにおいてメキシコ系移民(いわゆる「チカーノ」と呼ばれる人々)が行っていたカスタムが源流とされている。当時南部より移住してきた彼らは、非合法で移住し不法就労を行っていた者が多く存在した。それゆえに低所得者が多く、自動車を購入しようとしても新車を買うことができなかった。そこで安価で購入した中古車 (1930年代-1940年代のシボレー車) に対して、新車に負けない美しさと豪華さを持たせようとカスタムを行ったのがローライダーの始まりとされている。正確な書物には記されていないが、チカーノや黒人が行って来たカスタムの一つである。最初にハイドロリクスを作ったとされる人物は、当時L.A.のコンプトンに住む者だったらしい。エアクラフトのパーツを流用しフロントサスを上下に動かすだけのシステムが最初のハイドロであった。ローライダーは、裕福な白人によるホットロッドに対抗するスタイルとして、共に西海岸のカスタム文化の源流とされており、そこから様々なカスタムへと発展している。

引用元
Wikipediaより『ウィキペディア日本語版』
URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/ローライダー
最終更新 2022年3月20日 (日) 10:36

ハイドロ車では何ができるのか!?

ハイドロ車では何ができるのかというところですが、もちろん車高を上げたり下げたりすることはできます。
ですが、圧力やコイル、シリンダーの長さ、スイッチングやアクセルワークを駆使することでいろんな事ができます!

  • ホッピング・・・スイッチをタイミングよく打つことで車をホッピングさせる。
  • ランニングホップ・・・ホッピングを走行しながら行うこと。アクセルワークで重心を下げると更に高く飛べる。(通称:ランホ)
  • スリーホイラー・・・4輪全てのシリンダーを全上げ状態からコーナーを曲がる際、曲がる方向と反対側のリアシリンダーを縮めることで重心が外に振られる。その遠心力を使いながら曲がっている方向のフロントタイヤを浮かしている状態。(通称:スリー、スリーを切る)
  • ナチュラル・・・車体の後方に重心を置くこと(バッテリーをたくさん積むなど)でスリーホイラーの状態を停車中にもできること。そのまま走行も可能!
  • ベットダンス(ダンスベット)・・・トラックの荷台部分をハイドロで操作し複雑な動きをする。

言葉ではわかりにくいですよね・・・のちのち動画も紹介しましょう!

興味がある人はローライダーの歴史を見ませんか?

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コメント

  1. はなこ より:

    ハイドロリスクではなくてハイドロリクスです。

    • c.t.d.93 より:

      ご指摘ありがとうございます。
      内容を訂正させて頂きました。
      これからも正しい情報の発信に努めさせて頂きます。

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